BookAuthors: 三牧 陽子 (1996)
本書は、日本語教授法について特に実践面に焦点を当てて書いたものです。本書では、日本語教育のコース・デザインから授業の実際、評価に至るまでのすべてを、理論と実践をできるだけ統合した形で提示するように工夫しました。特に、言語技能をどのように扱うかといった観点から、統合的な授業と特定の技能の養成を中心にした授業とを明確にし、何を目的にした授業かを常に意識することの重要性を強調し、全体を通して様々な角度から取り上げているのが、本書の特徴となっています。